nanometer architecture

ナノメートルアーキテクチャー

長屋の戸建て

 

世代をつなぐこと。

それは単に大家族をつくり様々な世代が交流するというのではない。また他人と共用部をシェ アし生活するということでもない。 家族のあり方や住み継ぎ方までを考えること、それが世代 をつなぐことである。従 来 の 戸 建 て の 室 構 成 で は な い まる で 長 屋 の ような 家 を 提 案 す る 。 玄 関 が た くさ ん 並 び 、 外 観 上 は 長 屋 の ような 形 式 を も つ 戸 建 て で あ る 。 敷 地 に 入 ると 間 口 い っ ぱ い の 玄 関 ポ ー チ が あ り、 そこ か ら そ れ ぞ れ の 玄 関 が あ り 、 個 室 に 入 る 。 さ ら に 奥 に は 大 き な リビ ン グ や 共 用 部 が あ る 。 ぼんやりと同居する他者の存在を窺い知ることができる。個 人 を 尊 重 し 、 年 令 や 性 別 に 関 係 な く 個 人 と い う 概 念 に よっ て 住 み 分 け る こ と が で き る 住 宅 で あ る 。 建 物 寿 命 は 長 い が 固 定し た 間 取 りが 一 般 的 で あり、 住 む 家 族 の 成 長と 衰 退 に は 対 応 し がたい。そのような状況下では将来に対しても広く受け入れ、対応できる柔軟さを持つべきで ある。家族を超えて、世代を超えて使われる住宅が 望まれ、それがこれからの住宅のひとつ のあり方である。


date:2016.10

type:house
status:competition

location:Tokyo

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